松井稼頭央の若い頃の成績が狂ってる…プロ野球史上初の記録・成績が多すぎる件

この前、このサイトの記事を書くために西武ライオンズのいろんな選手のデータを眺めていたのですが、西武時代の松井稼頭央選手の打撃成績を見て、改めてとんでもない選手だったなと思い知りました

で、さらに深掘りして松井稼頭央選手の過去の成績や通算成績をチェックしていると、松井稼頭央選手って

『史上初とか西武球団新記録とかの成績や記録が多すぎじゃね?』

という事に気が付いたんですよね。こんなに史上初とか球団新って成績や記録を保持してる選手、日本で他にいるのかな?ってくらい、西武時代の松井稼頭央選手、この手の成績や記録を作りまくってます

そこで、この記事では西武ライオンズ時代に松井稼頭央選手が達成した『史上初や西武球団新記録』を紹介します

これを見ると、改めて松井稼頭央選手の偉大さや残して来た成績の凄さを感じるはずです

西武ライオンズ松井稼頭央選手の残した『史上初と新記録』

松井稼頭央 通算成績&獲得タイトル

NPB通算17年
試合:1913:打率:291・安打2090・本塁打201・打点837・盗塁363

獲得タイトル
MVP:1回・盗塁王:3回・最多安打:2回
ベストナイン:7回・ゴールデングラブ:4回

MLB通算7年
試合:630:打率:267・安打615・本塁打32・打点102・盗塁363

松井稼頭央選手が西武時代に残した史上初や史上最多の主な成績や記録

  • トリプルスリー:2002年・スイッチヒッター史上初
  • 3年連続3割20本20盗塁:2000~2002年・プロ野球史上初
  • 初回先頭打者ランニングホームラン:1998年・パリーグ史上初
  • 7年連続150安打:1997年~2003年:プロ野球史上初
  • 5試合連続ホームラン:2002年・スイッチヒッター史上初
  • 一番打者で36本塁打:2002年・プロ野球史上最多
  • 20盗塁以上でシーズン盗塁成功率100%:2001年・プロ野球史上初
  • シーズン88長打:2002年・プロ野球新記録
  • 8年連続全試合出場:パリーグ新記録
  • 1143試合連続出場:1995~2003年・パリーグ新記録
  • オールスター1試合4盗塁:1997年・プロ野球史上初
  • オールスター1試合2三盗:1997年・プロ野球史上初

松井稼頭央選手が残した西武ライオンズ史上初・最多の成績・記録

  • シーズン193安打:2002年・2015年に秋山翔吾選手が更新
  • シーズン46二塁打:2002年・西武球団新記録
  • シーズン349塁打:2002年・西武球団新記録
  • シーズン119得点:2002年・西武球団新記録
  • 連続試合安打23:1999年・2015年に秋山翔吾選手が更新
  • 通算51三塁打(西武時代のみ):西武球団最多記録
  • 通算306盗塁(西武時代のみ):西武球団最多記録

松井稼頭央選手が残したその他の主な成績・記録

  • 7年連続ゴールデングラブ受賞:1997年 ~2003年・ショート史上最長記録
  • 3割20本20盗塁を3回達成:プロ野球タイ記録
  • サヨナラホームラン年間3本:2002年・パリーグタイ記録
  • 遊撃手で年間35本塁打:2002年・パリーグタイ記録
  • シーズン全試合出場8回:パリーグタイ記録
  • 通算2000安打・200本塁打:スイッチヒッター史上初
  • メジャー開幕戦で新人が初打席初球をホームラン:メジャー史上初

2002年 松井稼頭央が残した成績が強烈過ぎる

ここまでで挙げた史上初とか球団新記録だけでも十分凄いのですが、松井稼頭央選手のキャリアハイ、2002年の成績もまさに『狂ってる』と言っても過言ではない凄まじい成績を残しているので、これも紹介しておきます

松井稼頭央・2002年の成績

140試合・打率332・本塁打33・打点87・盗塁33・OPS1.006

この年はスイッチヒッター史上初のトリプルスリーを達成

打率は首位の日ハム小笠原選手を1厘差まで追い詰めるものの、最終的には8厘差で2位

本塁打はカブレラ・ローズ・中村紀洋というプロ野球を代表する長距離砲に次ぐ4位。この年放った36本塁打は一番打者としてプロ野球最多記録です

OPS1.006はカブレラ・小笠原に次ぐ3位

193安打は当時のプロ野球歴代3位の安打数でこの年の最多安打賞を獲得

実はこの2002年は新ストライクゾーンが導入された年で、パリーグ全体が深刻な打低の年でした

パリーグ平均のOPSは前年の768から2002年は723まで落ち込み、平均打率は2000年以降のパリーグ最低の255

総本塁打も2001年の1021本から869本と100本以上も減るという異常な年でした

そんな中でショートという激務のポジションを守りながら、しかも一番打者でこれだけの打撃成績を残したのは、本当に素晴らしいですね

しかもこの年は2000年から継続してた3割20本塁打20盗塁という成績を3年連続で達成。プロ野球史上初めて3年連続3割20本塁打20盗塁を達成した選手となりました

西武ライオンズは過去に現在にも球史に残る素晴らしい選手を数多く輩出していますが、松井稼頭央選手が西武ライオンズ史上最高の選手なんじゃないか…と個人的には思っています

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