高校野球界で圧倒的な人気と実力を誇り、野球少年の誰もが憧れる超名門・大阪桐蔭高校
プロ野球でも大阪桐蔭出身の選手が各チームで主力として活躍しています
そんな大阪桐蔭野球部出身のプロ野球選手でベストナインを組んだらどんなチームになるのか?というのを考えてみました
今回選んだ基準は完全にプロ野球での実績です
物凄い豪華メンバーが名を連ねる大阪桐蔭野球部OB、果たしてどんなベストナインになるのでしょうか?
大阪桐蔭高校 野球部の歴史
野球部創部 | 1988年(昭和63年) |
甲子園初出場 | 春の選抜・1991年(平成3年) 夏の選手権・1991年(平成3年) |
甲子園出場回数 | 春・13回 夏・12回 |
甲子園優勝回数 | 春・4回(2012・2017・2018年・2022年) 夏・5回(1991・2008・2012・2014・2018年) |
大阪桐蔭高校 野球部OB プロ野球の成績でベストナイン
1番・センター 藤原恭大(2018年 ロッテドラフト1位)
キャリアハイ | 2023年 試103 率.238 本3 点21 盗5 |
通算成績 | 試262 安176 本12 点60 盗25 率.227 |
- 主な記録
- 高卒新人が開幕1番スタメン:史上2人目
- 高卒新人開幕スタメン・プロ初ヒット:史上6人目
- プロ第1号・2号本塁打が初回先頭打者本塁打:史上2人目
- CS最年少猛打賞:20歳6か月
2番・ショート 西岡剛(2002年 ロッテドラフト1位)
キャリアハイ | 2010年 試140 率.346 本11 点59 盗22 |
通算成績 | NPB通算:14年 試1125 安1191 本61 点383 盗196 率.288 |
獲得タイトル | 首位打者:1回・最多安打:1回・盗塁王:2回 ベストナイン:4回・ゴールデングラブ:3回 |
- 主な記録
- スイッチヒッター シーズン最多安打:2010年・206安打
- 1シーズン692打席:NPB歴代1位・2010年
- 史上4人目のフルイニング出場での首位打者:2010年
3番・セカンド 浅村栄斗(2008年 西武ドラフト3位)
キャリアハイ | 2018年 試143 率.310 本32 点127 盗4 |
通算成績 | 試1805 安1845 本283 打1072 率.280 |
獲得タイトル | 本塁打王:2回・打点王:2回 ベストナイン:7回・ゴールデングラブ賞:2回 |
- 主な記録
- 平成生まれ初の本塁打王:2013年
- 平成生まれ初のベストナイン:2013年(※中田翔と共に)
- 平成生まれ初のゴールデングラブ:2013年
- ベストナイン2塁手部門5年連続受賞:パリーグ最長
4番・ファースト 中村剛也(2001年 西武ドラフト2位)
おキャリアハイ | 2009年 試128 率.285 本48 点122 |
通算成績 | 試2042 安1771 本471 点1342 盗27 率.254 |
獲得タイトル | 本塁打王:6回・打点王:4回 ベストナイン:7回 |
- 主な記録
- 本塁打王6回は王貞治15回・野村克也9回に次ぐNPB歴代3位
- 歴代最多三振打者・史上初の2000三振打者
- 交流戦本塁打数(79本)交流戦打点(211打点):NPB歴代1位
- 8球団から満塁本塁打:NPB歴代1位タイ
- 本塁打を打った投手259人:NPB歴代1位
- 通算22満塁本塁打:NPB歴代1位
5番・レフト 中田翔(2007年 日本ハムドラフト1位)
キャリアハイ | 2015年 試143 率.269 本30 点102 |
通算成績 | 試1696 安1523 本303 点1062 盗14 率.250 |
獲得タイトル | 打点王:3回 ベストナイン:5回・ゴールデングラブ賞:5回 |
- 主な記録
- 平成生まれ初のベストナイン:2013年(※浅村栄斗と共に)
- ゴールデングラブ一塁手部門セ・パ両受賞:NPB史上初
- シーズン13犠飛:2018年・NPB歴代2位・平成最多
- 2020年・打率239で打点王:2リーグ制以降で最低打率の打点王
- 2020年・打率239で100打点越え:史上最低打率での100打点越え
- 2020年・史上初めて打点数が安打数を上回っての打点王:105安打・108打点
- プロ初バントが6245打席目。初バントが6000打席以降の打者は張本勲以来、史上2人目
6番・DH 森友哉 (2013年 西武ドラフト1位)
キャリアハイ | 2019年 試135 率.329 本23 点105 盗3 |
通算成績 | 試1036 率.289 安1022 本120 点513 盗29 |
獲得タイトル | MVP:1回・首位打者:1回 ベストナイン:3回 |
主な記録
平成生まれ初の首位打者:2019年
7番・ライト 平田良介(2005年 中日ドラフト1位)
キャリアハイ | 2018年 試138 率.329 本9 点55 盗8 |
通算成績 | 通算17年 試1227 率.268 安1046 本105 点484 盗41 |
獲得タイトル | ベストナイン:1回・ゴールデングラブ:1回 |
主な記録
2試合連続サヨナラ本塁打:プロ野球タイ記録
8番・キャッチャー 岡田雅利(2013年 西武ドラフト6位)
キャリアハイ | 2018年 試52 率.272 本3 点7 |
通算成績 | 試325 率.217 安118 本6 点40 |
9番・サード 森本学(2002年 ソフトバンクドラフト6位)
キャリアハイ | 2009年 試95 率.256 本0 点20 盗8 |
通算成績 | 通算7年 試375 率.234 安156 本1 点52 盗15 |
投手 今中慎二(1988年 中日ドラフト1位)
キャリアハイ | 1993年 試31 17勝7敗1S 防.2.20 |
通算成績 | 通算13年 試233 91勝69敗5S 防.3.15 |
獲得タイトル | 最多勝利:1回・最多奪三振:1回・沢村賞:1回 ベストナイン:1回・ゴールデングラブ賞:1回 |
以上が、プロ野球での実績で選ぶ、大阪桐蔭高校野球部OBのベストナインです
さすが大阪桐蔭ですね、凄いメンバーになりました
しかし、他の名門校に比べるとまだ歴史が浅いので、超主力以外の選手層はまだ薄いかなと感じました
というのも、捕手は本当なら森友哉選手が当然選ばれるべきですが、捕手に森友哉選手を入れるとDHが薄くていないんですよね
サードに森本学選手を入れたのも、ファーストに中田翔選手、サードに中村剛也選手とすると、今度は外野が足りない…となってしまいます
今回はプロ野球の実績で選出したので、今の大阪桐蔭OBは若くてまだ2軍で頑張ってる選手が多いため、このようなメンバーになりました
今回ベストナインにあげた以外の、大阪桐蔭高校野球部OBには以下のような選手もいます。1軍でそれなりに出場している選手をあげてみました
大阪桐蔭野球部OB その他の有力選手
川井貴志(1998年 千葉ロッテドラフト3位)
キャリアハイ | 2002年 試51 4勝1敗 防.2.76 |
通算成績 | 通算18年 試307 28勝36敗3H 防.4.51 |
桟原将司(2003年 阪神ドラフト4位)
キャリアハイ | 2004年 試44 2勝0敗2S 防.3.48 |
通算成績 | 通算8年 試123 5勝2敗2S3H 防.3.56 |
岩田稔(2005年 阪神・希望入団枠)
キャリアハイ | 2011年 試25 9勝13敗 防.2.29 |
通算成績 | 通算15年 試200 60勝82敗 防.3.38 |
江村直也(2010年 千葉ロッテドラフト5位)
キャリアハイ | 2013年 試64 率.171 本0 点7 |
通算成績 | 試239 安40 率.152 本1 点16 |
藤浪晋太郎(2012年 阪神ドラフト1位)
キャリアハイ | 2015年 試28 14勝7敗 防.2.40 |
通算成績 | NPB:試189:57勝54敗:6S11H:防.3.41 MLB:試64:7勝8敗 2S5H 防.7.18 |
獲得タイトル | 最多奪三振:1回・2015年 |
- 主な記録
- 7打者連続奪三振:2014年・阪神球団タイ記録
- 阪神球団CS最年少勝利投手:2014年
- 21世紀初の投手満塁ホームラン:2018年横浜戦
香月一也(2014年 千葉ロッテドラフト5位)
キャリアハイ | 2021年 試39 率.203 本3 点6 |
通算成績 | 試109 安33 率.180 本4 点13 |
澤田圭佑(2016年 オリックスドラフト8位)
キャリアハイ | 2018年 試47 5勝0敗8H 防.2.54 |
通算成績 | 試143 9勝6敗2S37H 防.3.21 |
山足達也(2017年 オリックスドラフト8位)
キャリアハイ | 2020年 試63 率.219 本1 点5 盗3 |
通算成績 | 試240 安63 率.197 本4 点23 盗8 |
根尾昴(2018年 中日ドラフト1位)
キャリアハイ | 2021年 試72 率.178 本1 点16 |
通算成績:野手 | 試132 安40 率.171 本1 点20 |
通算成績:投手 | 試27 0勝0敗1H 防.2.59 |
主な記録
初本塁打が満塁本塁打:2021年・球団日本人選手史上2人目
大阪桐蔭高校野球部OB プロ野球の成績でベストナイン まとめ
プロ野球界でも一大勢力となっている大阪桐蔭高校野球部OBですが、その中でもトップの選手はやっぱりさすがの実績ですね
昔からの高校野球ファンにとっては、昭和最強がPL学園、平成・令和は大阪桐蔭、こう思ってる人も多いのではないでしょうか
ここ数年、高校から直接プロ入りしている選手も多く、そういった選手たちもこれからどんどん1軍に上がってくるでしょうし、これからも大阪桐蔭出身の選手をプロ野球で見る機会は増えそうです
大阪桐蔭には全国の野球少年の中でもトップ中のトップが集まっていて、この傾向はこれからもまだしばらくは続きそうなので、今後も大阪桐蔭からスーパースターや怪物クラスの選手がどんどん出てきそうです
個人的には、甲子園の優勝記録をどこまで伸ばすんだろうという期待もありますし、これからも大阪桐蔭からは目を離せませんね